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中性脂肪とは?

中性脂肪とは?

ふつうに、「脂肪」といわれているのは、中性脂肪「トリグリセライド」というものです。

脂肪組織は、部位によって皮下脂肪・内臓脂肪などと分類されていますが、いずれも中性脂肪が蓄積したものです。

中性脂肪の働きには、下記のようなものがあります。


エネルギーの貯蔵の働き

体内に蓄積される中性脂肪は、エネルギーが不足すると、遊離脂肪酸に分解されて血液中に放出され全身に運ばれます。そして体内各部分の細胞が正常に活動するためのエネルギー源となるのです。

脂肪1gを燃焼させるためには、中性脂肪の場合で言うと0℃の水1リットルを9℃にまで熱するだけのエネルギーに相当します。


体温維持の働き

寒さから身を守り、体温を一定に保つ役割りを果たします。また、周囲についた脂肪が、衝撃から体を守ります。

寒さから身を守り、体温を一定に保つ役割があります。
体内の中性脂肪の量が極端に減ると、体温の調節機能に障害が出ます。


内臓を外部の衝撃から守る働き

多少何かにぶつかっても、痛みを感じるだけですんでいるのは、中性脂肪のおかげです。

内臓など体内の重要な器官を衝撃から守るクッションのような働きをしています。当たり前ですが、あまりにも激しい衝撃の場合は別です。気をつけましょう。

脂肪細胞から多くの生理活性物質が分泌されていることが、近年の研究からわかってきています。これらの物質は、アディポサイトカインと呼ばれています。 「アディポ」とは脂肪という意味です。

アディポサイトカインは、身体の様々な機能を維持する為に重要な役割を果たしています。

中性脂肪が多すぎたり、少なすぎたりすると、アディポサイトカインのバランスが崩れ、ホルモンの分泌や免疫系、血液の状態、生殖機能などに様々な障害を引き起こす恐れがあります。


中性脂肪とコレステロールとは?

脂肪にもいろいろな種類があります。
脂肪酸、中性脂肪、コレステロール、リン脂質の4種類です。

コレステロールも脂肪の一種で、コレステロールは目に見えない脂肪、中性脂肪は目に見える脂肪というふうに理解すればよいみたいです。

コレステロールも中性脂肪と同じ様に、体にとってはなくてはならない存在なのですが、体に貯まりすぎると害になってしまいます。

コレステロールは私たちの体の細胞の細胞膜をつくる材料になったり、男性ホルモンや女性ホルモン、副腎皮質ホルモンなどのホルモンや、胆汁酸の原料にもなっているそうです。

コレステロールは、私たちの体に欠かせない物質であり、1日あたり1〜1.5gは必要のようです。

しかし、必要量を超えたコレステロールは、動脈硬化など、体に害を及ぼしてしまうので注意ですね。やはり日ごろの食生活で、これステロールの摂り過ぎないように注意する必要があるのですね。


脂肪酸とは、脂質の主な構成成分で、二重結合をもつ不飽和脂肪酸と二重結合をもたない飽和脂肪酸とに分けられます。二重結合とは、分子と分子の結びつき方のひとつで、二つ以上あるものを多価不飽和脂肪酸と呼びます。

不飽和脂肪酸とは、二重結合をもつ脂肪酸のことで、不飽和脂肪酸のうち、体内で十分合成されず、特に食物から取り入れる必要があるものを、必須脂肪酸と呼んでいます。

必須脂肪酸とは、不飽和脂肪酸のうち、体内で十分合成されず、特に食物から取り入れる必要がある脂肪酸のことです。必須脂肪酸には、リノール酸・リノレン酸・アラキドン酸の3つがあります。

必須脂肪酸は、細胞膜の構成成分であり、体内の代謝機能を正常に保つために必要不可欠なものです。欠乏すると、成長の停止、脱毛、皮膚炎などの症状が起こります。

リノール酸は、人体内で合成できない必須脂肪酸の一つで、多価不飽和脂肪酸で血中コレステロールを下げる効果があります。油脂類の他、松の実、ごま、ピーナッツ、アーモンド、高野豆腐などにも100g中に10g以上含まれています。

リノレン酸は、人体内で合成できない必須脂肪酸の一つで、脳梗塞、心筋梗塞、高脂血症(最近、「脂質異常症」と改称されました)、高血圧、ガン予防・改善の効果が期待できます。菜種油、サラダ油、クルミ、大豆油などの植物油のほとんどに含まれています。

アラキドン酸は、体内で合成されないので、食物から摂取しなければない必須脂肪酸の一つで、ビタミンFとも呼ばれています。肉類、魚介類、レバー、卵などの動物性油脂に多く含まれていますが、過剰摂取は動脈硬化、高血圧、アレルギー疾患の要因になる恐れがありますので、過剰な摂取には注意いたしましょう。

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