脂肪吸引の手術法 その3
脂肪吸引の手術法について その3
脂肪吸引手術については、各クリニックにより、超音波脂肪吸引法(UAL)、シリンジ法、チューメセント法、ハイパーインフレート法、PAL法を使用、またはほかとも複合併用しています。
・「クリスクロス(Criss Cross)法」
脂肪吸引手術の方法であるクリスクロス法は、カニューレ(吸引管)を、数箇所に挿入して、クロスさせるように脂肪吸引を行う方法です。
一箇所だけで脂肪吸引を行うと、どうしても取り残しや、皮膚にでこぼこができやすくなります。
クリスクロス法は、これらの欠点をカバーするために生み出された脂肪吸引方法といえます。
クリス クロス法での脂肪吸引は、カニューレを動かせる範囲で脂肪を吸引するわけですが、その挿入が1ヶ所のみでは吸引できる範囲が偏ってしまうために、脂肪吸引後にでこぼこが出来ると言う現象が現れます。
そこで、カニューレを数カ所から挿し込み、その範囲にむらが無いよう網の目上に吸引することを「クリスクロス(Criss Cross)法」と呼んでおり、複数の小さな切開創が残りますが、脂肪吸引のでこぼこを無くし、表面上、より滑らかとなります。
カニューレを挿入した複数の小さな切開創は、術後にだんだんと薄くなっていき、目立たなくなります。
ただし、複数の切開部の傷跡を目立たなくするために、なるべく小さく切開したり、スキンプロテクターで保護するなどの対策が必要になってきます。
・「スキンプロテクター」
脂肪吸引する際には、脂肪吸引部位に小さな入り口を空けます。
これは脂肪吸引に使用するカニューレ(細い管)を通すためのものです。
脂肪吸引における高度な技術の一つに、カニューレの自由自在なコントロールがあります。
自由自在にコントロールするということは、それだけ入り口に摩擦などの負担をかけることになります。
そこで、入り口(皮膚)部分を保護するのが、このスキンプロテクターなのです。
入り口のダメージを最小限に抑えることにより、美容外科ならではの極めて良好な美しい仕上がりを実現できるのです。
さらに詳しく説明すると、カニューレは数百〜数千回と前後運動を繰り返す事になり、カニューレと挿入口の皮膚との間にこすれが生じ、摩擦熱が発生します。
これが皮膚に火傷を起こす原因となり、皮膚組織が破壊されてしまいます。
処置が適切でないと傷口が赤く隆起し、後に傷跡として残ってしまう可能性があります。
この摩擦熱による火傷を解消するために、スキンプロテクターと言う保護器具が必要となります。
脂肪吸引専門クリニックで細かな配慮が、このスキンプロテクターなのです。
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